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寒河江市柴橋小(鈴木智香子校長)の6年生42人が29日、学区内の遺跡などを巡る学習に取り組み、地域の歴史に理解を深めた。
同市生涯学習課の歴史文化専門員らを招いた出前講座として実施した。児童は2班に分かれて6カ所を自転車で巡った。平塩の塩泉では、かつて製塩に使われていた歴史などを教わり、実際に塩水をなめると「思ったよりしょっぱい」「温泉みたいな匂いがする」などと五感を働かせていた。石塚の御塞神(おさいじん)様では、集落に災いが入ってこないようにする意味合いがあるとの説明を受け、熱心にメモを取っていた。
斎藤麻矢さん(11)は「場所や名前を知っていても詳しく説明できなかった地元のことをたくさん学べた」と話していた。