岩手県産牛乳3600本を無料で配布 頑張る酪農家応援でPR 「世界牛乳の日」前に大学や駅で

6月1日は「世界牛乳の日」です。これを前にに5月31日、多くの人に飲んでもらおうと、岩手県内の駅や大学で牛乳が配られました。

(牛乳を配布する「純情むすめ」)
「岩手の牛乳です。たくさん飲んでください」

この取り組みは酪農への理解を深めてもらおうと、JA全農いわてが行っているものです。31日は県内3つの大学と3つの駅で200ミリリットル入りの県産牛乳合わせて3600本が無料で配られました。業界団体の統計によりますと、全国の牛乳の1人当たりの年間消費量は2003年度から2022年度までの20年間で約6リットル減少して25.2リットルまで落ち込んでいます。全農いわて畜産酪農部の田野秀司部長は「厳しい状況の中、酪農家は頑張っている。そのことを思いながら飲んでいただけたら」と話していました。

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