「さすがのピンチヒッター」カブス鈴木誠也、代打で5号同点2ラン! 12試合ぶりのアーチに日米ファン喝采「雨の憂鬱を吹き飛ばしてくれる一発」

シカゴ・カブスの鈴木誠也は現地5月30日(日本時間31日)、敵地でのミルウォーキー・ブルワーズ戦に代打で途中出場。一時同点に追いつく5号2ランホームランを放ち、雄叫びをあげて球場を沸かせた。

メジャー3年目の鈴木は、2点ビハインドで迎えた7回の第1打席、1死一塁の場面でブルワーズの3番手ブライアン・ハドソンが投じた3球目、内角低めのカットボールを捉えると、打球は左中間席の最前列に飛び込んだ。

これで鈴木は今季5号目の本塁打。打球速度165キロ、飛距離118メートルの12試合ぶりの一発に敵地の球場ながら、シカゴから詰めかけたカブスファンからの歓声に包まれた。大歓声のなか、鈴木は右手を挙げてファンの声援に応えながらダイヤモンドを一周した。

鈴木はここまで32試合(143打席)に出場し、打率.258、128打数33安打、5本塁打、18打点、2盗塁、長打率.414、OPS.729の成績を残している。
鈴木の12試合ぶりの“豪快アーチ”にSNS上では「これは素晴らしい」「セイヤが復活‼」「美しいホームランだった」「彼は元気であれば、決して試合から外れることはない」といった現地カブスファンからのメッセージのほか、「雨の憂鬱を吹き飛ばしてくれる一発」「さすがのピンチヒッター」「代打でホームランってカッコいい」「誰が見ても気持ちいい」などと日本人ファンからの歓喜の声も数多く寄せられている。

なお、試合はカブス・鈴木の“同点弾”直後の7回裏と8回裏に3点を許しブルワーズに敗北。カブスは連敗で借金「1」とした。

構成●THE DIGEST編集部

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