「世界の人とお友達になれたらいいな」アートの島に新たに誕生する「直島新美術館」来年春に開館【香川・直島町】

福武財団が、香川県の直島に来年春開館を予定している新しい美術館の名前とロゴデザインを発表しました。

(福武財団 福武總一郎名誉理事長)「名前は直島新美術館」

きのう(5月31日)、直島ホールで行われた発表会には福武財団の福武總一郎名誉理事長らが出席し、会場に集まった島民に美術館の名前に込めた思いを伝えました。

美術館を設計したのは建築家の安藤忠雄さんで、アジア地域のアーティスト作品を中心に展示します。

(福武財団 福武總一郎名誉理事長)
「自然と環境と建築とアートと地域の皆さん方、5つの要素が組み合わさって新しいスタートの活動をやろうという、まあこれは世界でも初めて」

美術館の名前に続き、デザイナーの祖父江 慎(そぶえ・しん)さんが手掛けたロゴも紹介されました。丸みのある「直」の字は、住んでいる人のやさしさを表現したということです。

(島の人)
「すごい大きなレストランカフェも併設されるみたいで観光の方だけじゃなく島の皆と関係を深めれるようなそういった美術館、なんか集まれるような美術館になっていったらいいなと期待してます」

(島の人)
「私は直島の島民なんですけど、その島民ともコミュニケーションをとって、いろんな世界の人とお友達になれたらいいなと思ってます」

アートの島に新たに誕生する「直島新美術館」は来年4月に開館予定です。

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