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山形新聞、山形放送の8大事業の一つ「最上川200キロを歩く 小学生探検リレー」は第4週の1日、白鷹町東根小(色摩彰彦校長)の4、6年生16人が睦橋(白鷹町)から新五百川橋(朝日町)の区間を担当した。日々の暮らしを支える川沿いの施設で学びを深めながら、最上川がもたらす恵み、水害に備える重要性を肌で感じ取った。
同校で出発式を行った。松田直樹山形新聞置賜総支社長のあいさつに続き、来賓の佐藤信国土交通省山形河川国道事務所置賜流域治水出張所長が「関係施設に足を運び、川に関する仕事の一部を体験してほしい」と述べた。色摩校長は「歩きながらいつもとは違う発見をしてほしい」と語った。
ともに4年の沼沢ひかりさん(9)と橋本ゆほ子さん(9)がバトン代わりにつなぐビッグフラッグを掲げ、児童を代表し4年の梅津椋平さん(9)が「見て、聞いて、体験して、最上川博士になれるように取り組みたい」と決意表明した。
参加者は大雨から水田を守る畔藤排水機場、下水を処理する白鷹浄化管理センターで説明を受け、日常生活に欠かせない施設の役割を確認した。土のう作りや樋門操作も体験し、災害に対応する社会の仕組みについて理解を深めた。好天に恵まれた中、さわやかな川風を浴びながら最上川沿いを歩き、元気いっぱいにゴールを目指した。