永久凍土と化した地球舞台のCo-op対応オープンワールドサバイバル『Permafrost』廃墟を探索して拠点を建て、犬や仲間と生き残る【今週のインディー3選】

永久凍土と化した地球舞台のCo-op対応オープンワールドサバイバル『Permafrost』廃墟を探索して拠点を建て、犬や仲間と生き残る【今週のインディー3選】

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今週は、極寒世界を生き抜くCo-op対応オープンワールドサバイバルクラフト『Permafrost』、王様の見ているときだけ国民が働くローグライト王国建設ゲーム『The King is Watching』、プレイできるMV謳う良雰囲気テキストアドベンチャー『ムーンレスムーン』の3本です。

Permafrost

本作は、ポーランドのインディーデベロッパーSpaceRocket Gamesが現在開発中のオープンワールドサバイバルクラフトです。舞台となるのは2035年の地球。世界は天変地異により永久凍土と化し、文明社会は崩壊。残された人類は過酷な荒野で限られた物資を集めながら生き残らなければなりません。

生き残るためには必要な道具をクラフトして、鹿やウサギなどの希少な動物を狩り、環境に適応していきます。体力やエネルギーの管理のほかに、寒さによる体温変化にも注意する必要があり、帽子やグローブ、マスク、ブーツ、ベスト、パンツ、ジャケットなどそれぞれを装備することによって体温が変化するようです。

また、木材を集めてシェルターを建設すれば暖を取ることができ、室内に食物畑を作れば自給自足に一歩近づくでしょう。さらに、テクノロジーを発展させれば、木造建築からさらに上位の素材で構造物を作れるようになるとのことです。世界の探索には徒歩のほかに車両を使用することもでき、資源を探すかたわら、過去に起きた謎も探っていきます。

世界にはコールドゾーンと呼ばれる場所もあるようで、追加資源や希少な戦利品などが集められます。壊れた建物を修復すれば、自分や仲間たちのために新たな生存圏も作り出せるようです。

探索の最中に犬を助ければ頼れる相棒になるでしょう。犬はその嗅覚と知覚を探索に活用し、アイテムの運搬も手伝ってくれます。最大4人でのオンラインCo-opにも対応しており、フレンドとともに、氷点下の世界で協力して生存を目指すこともできます。

The King is Watching

パブリッシャーtinyBuildは5月22日に開催した独自のショーケースイベント「tinyBuild Connect」において、Hypnoheadが開発する新作ローグライトゲーム『The King is Watching』を発表しました。

本作は、タイル状に区切られた城内の土地に建物を建てて発展させ、攻め込んでくる魔物を撃退する王国建設ゲームです。王様の見ている時だけ国民が働くのが大きな特徴で、例えば小麦畑に視線を向ければ収穫作業を始め、ほかに目を向ければ作業をストップしてしまいます。資源の採集から兵士の育成まで、状況に合わせて賢く国民を働かせることが重要となります。

自分のプレイスタイルや戦略に合わせて建築デッキをカスタマイズすることも可能です。Steamストアページではデモ版も配信されているので気になる方はぜひチェックしてみてください。

ムーンレスムーン

ナツノカナタ』や『午前五時にピアノを弾く』のクリエイター・Kazuhide Oka氏と、KAMITSUBAKI STUDIOによる共同プロジェクトによって制作中の『ムーンレスムーン』が発表されました。

本作は、ミュージックビデオのような体験が楽しめるテキストアドベンチャーゲームです。夜になると、月の砂漠やトンネルの中の喫茶店、空に浮かぶ島など現実とは思えない世界に迷い込んでしまう少女ヨミチを主人公に、彼女が彼女の世界のあり方を見つける物語が展開されます。

印象的な画面と音楽で物語が進行し、キーワードを探し出し、当てはめていくシンプルな操作で物語を紡いでいくとのこと。プレイ内容によって物語が分岐するマルチエンディングが採用されています。

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