【ミヤコレ】甘い脂に弾力、食べ比べを楽しむ 牛ホルモン五種盛り(ホルモン酒場 永)

牛ホルモン5種盛り

 たっぷりついた甘みのある脂のマルチョウに、程よい脂と適度な歯応えのテッチャン。そして、ムチッとした弾力がくせになるギアラ。時折、炎が上がる網を前に気分も上がる。さて、次はハツとバラも焼こうか。

 腸と赤身の盛り合わせの「牛ホルモン五種盛り」(1450円)。五種の内容はその日によって変わる。「食べ比べを楽しんでください」と永井彩香(ながいあやか)店長(31)のお薦めの一皿だ。

 タレと塩が選べ、タレはもみだれも、つけだれも手作り。ニンニクが効いたもみだれに、やや辛みのあるつけだれで、ビールやご飯が進むのは、間違いない。

 店はホルモンの本場“大阪発”をうたい、3月にオープンした。メニューには、牛ホルモン12種類、豚ホルモン10種類などが並ぶ。自信作という「ホルモンピビンバ」や、和風だしの「冷麺」もある。

 そうそう、ハツは歯切れ良く軟らかで、バラもくどすぎずジューシーだった。「おいしい肉を安く」という永井店長の言葉通りで、大満足。ホルモンの世界に魅了された。

◆メモ 宇都宮市馬場通り2の3の9 馬場通り2丁目ビル1階▽営業時間 日~火、木曜は午後5~11時。金、土曜、祝前日は午後5時~午前0時。ラストオーダーは閉店30分前。▽定休日 水曜▽(問)028.688.8884

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