日本に戻らないか! イニエスタが人生初の降格「キャリアの最後が悪夢に」

神戸から移籍したエミレーツ・クラブ、1年で降格に。

2023シーズン途中にJ1リーグのヴィッセル神戸からUAE1部エミレーツ・クラブに完全移籍した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)だが、人生初の2部降格の憂き目にあった。

横浜F・マリノスを下してAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇を果たしたアル・アインなど強豪がひしめくUAE(アラブ首長国連邦)プロリーグ1部、トップリーグに昇格したエミレーツクラブは14チーム中13位で、1年での来季2部降格が決まってしまった。

5月11日で40歳になったイニエスタはリーグ20試合・5得点・1アシストなど、公式戦23試合に出場。キャプテンマークをつけて奮闘し、5月25日のアル・ナスル戦では意地のゴールを決めてみせた。

昨夏まで神戸でプレーしてリーグ優勝にも貢献したスーパースターだが、『フットボール・メルカート』は「悪夢のようなキャリアの最後を送っている」と伝えている。

「エミレーツ・クラブの成長のためにやってきたアンドレス・イニエスタだが、チームの運気が急降下するのを目の当たりにした。個人レベル(23試合出場、5ゴール、1アシスト)では及第点だが、スペイン人ミッドフィルダーはチームの惨状を防げなかった。

キャプテンの腕章を腕に巻いたアンドレス・イニエスタは、チームが25試合中16敗を喫したのを目の当たりにしている。13位で降格したエミレーツ・クラブは来シーズン、2部リーグでプレーすることになる」

また同メディアは、「イニエスタのこの挫折を誰も責められない。イニエスタがこのチームの監督候補とまで言われる不安定なプロジェクトとなってしまった」と、最後はイニエスタが”監督候補”にもなったと伝えている。

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イニエスタとエミレーツ・クラブの契約は一旦2024年6月で満了する。1部復帰を目指すのか、あるいはスペインへ帰還するのか、それともメジャーリーグやサウジアラビアも選択肢に入るのか。あるいは……数多くのサポーターがいる”第二の故郷”日本でもう一度プレーすることはないだろうか。

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