CL優勝セレモニーで宣言! クロースが“8番”の後継者にバルベルデを指名「彼のモノだ」

今季限りでの現役引退を表明しているレアル・マドリーのドイツ代表MFトニ・クロースが、自身の背番号「8」の後継者にフェデリコ・バルベルデを指名した。現地時間6月2日、スペイン紙『MARCA』が伝えている。

1日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)決勝のドルトムント戦(2-0)に先発したクロースは、74分にCKでダニエル・カルバハルの先制点をアシスト。チームの15回目のCL制覇に貢献し、自身のマドリーでのラストマッチで有終の美を飾った。

同メディアによると、その翌日にマドリード市内で行なわれたCL優勝セレモニーで、クロースはマイクを握ると、集まったファンに対して「マドリディスタのみんな、今までありがとう。ここは僕の家で、これからもそうあり続ける」と感謝を述べた。

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さらに「来シーズンは誰に8番をつけてほしい?」と問いかけ、隣にバルベルデを呼び寄せて指差し「8番は彼のモノだ」と直々に指名した。

これに対してバルベルデも「君はレジェンドだ、トニ。レアル・マドリーのファンに与えてくれたすべてに感謝している」と返答している。

クロースは、6月中旬に開幕する自国開催のEUROが現役最後の大会となる。これまでクラブ、代表で多くのタイトルを獲得してきた34歳は母国を優勝に導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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