【フィリピン】日本航空、マニラ線に特別塗装機で万博宣伝[運輸]

ニノイ・アキノ国際空港に到着した日本航空の大阪・関西万博の特別塗装機=3日、マニラ首都圏(NNA撮影)

日本航空は3日、2025年大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」などがデザインされた特別塗装機を東京—マニラ線に国際線として初めて使用し、万博をアピールした。25年8月ごろまでアジア諸国の路線で運航する。

特別塗装機体が3日午前、羽田空港からマニラ首都圏にあるニノイ・アキノ国際空港(NAIA)に到着した。同日午前に成田空港に折り返した。

機材は米ボーイングの中型機787—8型を使用した。座席数は206席で、成田行きの便の搭乗率は約9割だった。機内で使用する紙コップにも特別デザインを施している。

米国への乗り継ぎで搭乗した元看護師のフィリピン人、ヨランダ・バリタさん(65)は「いつもとは異なるデザインで、見ていて元気が出る」と笑みを浮かべた。

日本航空は今後、大阪万博の特別塗装機を中国・上海やベトナム・ホーチミン、タイ・バンコクなど約10都市と日本を結ぶ路線などで運航する。

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