昨季サイ・ヤング賞のヤ軍エース右腕がマイナーで「初のリハビリ登板」と米報道にファン反響「待ちきれない」「復帰すればチームはさらに強くなる」

ニューヨーク・ヤンキースのエース右腕ゲリット・コールが現地6月4日(日本時間5日)に右肘の違和感を訴え戦線離脱した3月以降、マイナーリーグで初のマウンドに立つことが米国の複数メディアの報道で明らかになった。

離脱後、初のリハビリ登板に臨むコールは、昨季33試合に出場。防御率2.63、15勝4敗、完投2、完封2、222奪三振をマークし、2度目の最優秀防御率とサイ・ヤング賞を初受賞している。

MLB公式サイトのヤンキース番、ブライアン・ホッホ記者は自身のX(旧ツイッター)を更新。「アーロン・ブーン監督は、ゲリット・コールが火曜日にサマセット(ニューヨーク・ヤンキース傘下AA級の球団)で初のリハビリ登板を果たすと語った」と伝えた。

さらに同氏は「アーロン・ブーン監督は、コールは少なくともマイナーリーグで2回は先発出場する必要があるだろうと語った。もし2回出場できれば、6月14日~16日のボストンでのシリーズに出場できるだろう」とメジャー復帰についても伝えた。

またメジャーリーグの老舗専門メディア『MLBTradeRumors.com』はコールのマイナーリーグでのマウンド復帰を伝える記事の中で「この右腕は今後数週間で数回のリハビリ登板を行ない、状態が後退さえしなければ、今月末までにメジャーリーグのヤンキースに復帰できるだろう」と6月末のメジャー復帰を予想している。
大エースのマウンド復帰報道にヤ軍ファンからは「なんてこった」「観に行かなきゃ」「すぐに火曜日のチケットを手に入れた」「復帰すれば、このチームはさらに強くなる」「復帰が待ちきれない」「俺たちは優勝だ…」「今年のヤンキース優勝ある…」などと、歓喜の声が寄せられ、また中には6月8日から10日に行なわれるドジャースとのシリーズでの復帰を期待する声もあがっていた。

ア・リーグ東地区の首位を独走するヤンキース。戦力値を左右する大物投手のメジャーリーグ復帰に今後も目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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