真岡出身ソプラノ歌手の上田さん、市アンバサダーに 12月には「第九演奏会」参加

石坂市長から委嘱状を受け取る上田さん

 【真岡】市は5月28日、市出身で亀山在住のソプラノ歌手上田純子(うえだじゅんこ)さんに「市アンバサダー」を委嘱した。

 上田さんは亀山小、真岡西中、真岡女子高を経て国立音楽大に進んだ。第8回東京音楽コンクール声楽部門1位、第14回世界オペラ歌唱コンクール「新しい声2011」アジア代表などの受賞歴があり、本県開催の「第21回コンセール・マロニエ21」でも3位に入った。

 12月には市制施行70周年記念事業の「第九演奏会」のステージに上がる。石坂真一(いしざかしんいち)市長が委嘱状とアンバサダーの名刺を手渡し「市民も大変楽しみにしている。日本、世界で活躍する中で、市を一人でも多くの皆さんに知ってもらえるよう活動をお願いしたい」と期待を寄せた。

 上田さんは「(委嘱は)本当にうれしく、歌を通して癒やしや活力を多くの人に届け、生まれ育った真岡の認知度を高めていきたい」と笑顔を見せた。

 市アンバサダーは、市に縁がある著名人らに市のPRを託す制度で、上田さんが7人目となる。

石坂市長から委嘱状を受け取る上田さん

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