ブレックス新監督にブラスウェル氏 アソシエイトコーチから昇格 戦術構築などで東地区優勝に貢献

ケビン・ブラスウェル氏

 バスケットボールB1宇都宮ブレックスが佐々宜央(さっさのりお)前監督の後任として、現アソシエイトコーチ(AC)で米国出身のケビン・ブラスウェル氏(45)を内部昇格させることが4日、関係者への取材で分かった。ブレックスの外国人監督は2016~17シーズンのトーマス・ウィスマン氏以来、2人目。

 ブラスウェル氏は02年にベルギーでプロキャリアを始め、16年の現役引退後に指導者へと転身。17年はニュージーランドNBLで年間最優秀監督賞に輝いた。21年に来日し、B1秋田のACを経て今季からブレックスのACに就任した。

 今季のブレックスはレギュラーシーズンを全体勝率1位の51勝9敗で終え、3季ぶりの東地区優勝。ブラスウェル氏は佐々氏の右腕としてチームを支え、攻撃面の戦術構築などで貢献が光った。

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