エムバペ 開幕前の〝飼い殺し〟事件に言及「PSGは、もうプレーさせないと言った」

キリアン・エムバペ

スペイン1部レアル・マドリード入りが正式発表されたFWキリアン・エムバペ(25)は4日にフランス代表として臨むルクセンブルク戦に向けて記者会見し、古巣フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)での〝飼い殺し事件〟について振り返った。

エムバペがシーズン開幕前の昨年7月にPSGと契約延長しないことを表明すると、クラブ側は反発。エースをトップチームから追放し、日本ツアーのメンバーからも除外した。スペイン紙「マルカ」など欧州各メディアによると、エムバペは「PSGは、暴力的に『今季はもうプレーさせない』と言った」とし「(監督の)ルイス・エンリケと(スポーツディレクターの)ルイス・カンポスが僕を救ってくれた。彼らがいなかったらグラウンドに立つことはなかった。これが真実だ」と語ったという。

Rマドリード入りについては「とてもうれしいし、夢がかなった。大きな喜びだ」としたうえで「幸せなときはより良いプレーができる」と、まずはフランス代表として臨む欧州選手権(14日開幕、ドイツ)での活躍を誓っていた。

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