「彼が去っても驚かない」セルティック古橋亨梧の将来にOBが言及「誰にでも賞味期限はある」

セルティックFW古橋亨梧の将来について、クラブOBが言及している。現地時間6月4日に『THE CELTIC WAY』が伝えた。

2021年の夏にヴィッセル神戸からセルティックに加入した古橋は、これまでエースとしてゴールを量産。昨季はチームの国内3冠に大きくに貢献し、リーグ得点王と年間最優秀選手にも輝いた。

しかし、今季はブレンダン・ロジャーズ新監督の下、過去2シーズンの比べて得点力が低下。先発を外れた試合も少なくなかった。先日は浦和レッズからの関心が報じられるなど、去就が大きな注目を集めている。

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そんななか、かつてセルティックなどでプレーしたマーク・ウィルソン氏は「彼が去っても驚かない」と述べ、古橋が移籍する可能性のある選手の一人であると予想している。

「フットボールとはそういうものだよ。誰にでも賞味期限はあると思うし、売るべきタイミングがある。それはキョウゴにとってそれが正しいと言っているわけではない。しかしセルティックのクラブモデルからすると、もし金額が適正で利益が出るのであれば、おそらく売却するだろう」

その一方で、ウィルソン氏は「キョウゴのような機動力がある選手は必要だ。何もないところからゴールを決めることができる。ロジャーズ監督が彼を引き留めたいと思うのは間違いないが、クラブの方針に合致するかどうかだ」と見解を示している。

セルティックの契約は2027年の夏までとなっているなか、古橋は自身の将来をどのように考えているのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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