ゴルフのユピテル・静岡新聞SBSレディースが6月14日開幕 最長ホール16番の攻略法を馬場ゆかりプロが解説

ゴルフのJLPGAステップ・アップ・ツアー ユピテル・静岡新聞SBSレディースが6月14〜16日に、御前崎市の静岡カントリー浜岡コースで行われます。今大会のコースセッティングを担当する馬場ゆかりプロに狙いや攻略法を聞きました。

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馬場プロは浜岡コースの特徴について、「何と言っても一番難しいのは風。何もしなくても勝手に難しくなるあの風が一番特徴的。それを踏まえてセッティングをしました」と説明します。

今回紹介するのはステップアップツアー最長595ヤード、最難関とも言える16番(左ドッグレッグのパー5)。

西向きに進むこのホールは、浜岡コース特有の強い西風が吹いた時には、スリーオンも難しくなります。

馬場さんは今回、このホールのティーイングエリアを左側に変更しました。

「このホールはかなり大きく変更しました。距離はそこまで変わりませんが、見え方がかなり変わってきます。

飛ばない方はティーショットは右を狙って、飛ぶ人は越えるイメージで。少しでもショートカットできるような感じでいきたい、という意味で変えました。

あとは風。アゲインストになったらやっぱり厳しいものがあるのかなと。ただ、割り切りが早くできる。飛ばなかったら右という感じで」

ティーイングエリアが左側になったことで、飛ばし屋にとっては池越えのリスクをとっても、距離を稼ぐチャンスができました。

大会ではプロがショートカットを狙うのか、向かい風を計算して右の広いエリアを狙うのか、注目です。

「距離のあるパー5なので、もちろんティーショットをしっかりいいところに飛ばしてセカンド以降もしっかり当てて、距離を稼いでいきたいホールですね。3打目にできるだけ短い番手で打てるように、打っていきたいホールの一つです」

大会の模様は3日間、競技開始から終了までインターネットで配信します。15、16日はSBSテレビで実況生中継します。

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