すしコレクション富山1泊2日「寿司と言えば、富山」と10年後に言われたい ブランド化めざしてイベント

「寿司と言えば、富山」と10年後に言われたい。県がすしのブランド化を目指す上でのキックオフイベントが5日から1泊2日の日程で始まりました。

北陸新幹線の新高岡駅にやってきたのは、飲食サイトの運営や雑誌の編集など県内外で食に関する情報発信を行う25人です。

6月5日から1泊2日の日程で開催される「SUSHIcollectionTOYAMA」は、富山県肝いりの寿司のブランド化について、10年後に県外認知度90%を達成するためのキックオフイベントとして開かれたものです。

参加者はすしに関して学んだり、食べたりして「富山のすし」を体験し、SNSなどで情報を発信します。

日本ガストロノミー協会 柏原光太郎会長:「寿司と言えば富山にしたいと言って、そこからものすごく盛り上がってきてるなと感じていて。私自身も今、富山県内のいろんなすし屋をまわっているんですけれども、情報に出てこないようなおもしろいおすし屋さんがたくさんあって、なかなか富山のすし、これからどんどんくるなと思って、きょうは楽しみにしています」

Chefsfor the Blue 佐々木ひろこ代表理事:「(富山湾には)すごくいろんな多様な魚がいるということで、日本の中でも特殊な立ち位置にある海なんじゃないかなと思っています。改めてその魅力をご紹介いただけるということで、すごく楽しみに伺いました」

食楽 大西健俊編集長:「やっぱり(富山湾は)日本の中の魚介でも特に素晴らしいものが多いんじゃないかなと思っています。富山湾で獲れる魚介をどう楽しませてくれるかというのが一番の興味ですね」

一行は、観光列車「べるもんた」に乗車し、最初の目的地、氷見市に向かいました。

氷見市に到着すると、代々氷見の漁業を営んできた網元の濱元家(はまもとけ)で400年以上前から続けられている定置網漁業の歴史を学びました。

そして氷見市のすし店で、若手職人にによるすしを味わい、初日は「今の富山のすし」を体験しました。

6日は、県内のすし職人と中華やフレンチのシェフがコラボレーションして作った新たなすしで「食の未来」を味わうということです。

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