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森の台1号雨水調整池で現在、玄海田公園(長津田みなみ台)で管理されている2頭のヤギ「げん」と「かい」による「草刈り」が行われている(7日まで)。
緑土木事務所主催で同公園の指定管理者「緑とコミュニティグループ」が協力し実現した取組で、昨年に続いて2度目となった。
玄海田公園では2017年に市内の公園で初めて園内の除草作業にヤギを導入。1日に約5kgの草を食べるヤギによる除草作業の可能性や雨水調整池の役割周知などを目的に実施されている。
緑土木事務所によると、昨年は8月に実施し、間近でヤギを観覧可能だった2日間で約350人の市民が訪れたという。今回は外からの視線を気にせずに休憩できるように寝床を改良。また、夏場は暑さで食欲が落ちるために実施時期を早めた。6月1日と2日の2日間は約600人が食欲旺盛なヤギを一目見ようと足を運んだ。
森の台小学校に通う八木将義くん(1年)は「角がすごくて体も大きい」と話し、「(自身が与えた草を)たくさん食べてくれてうれしい」と笑顔を見せた。
同事務所の得能千秋所長は「こうしてヤギに親しんでもらうことで生き物の大切さを実感してもらえる」と話し、森の台1号雨水調整池について、生き物の棲家としてビオトープを形成していることを説明した。
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