「ペップの時代以前も以後も――」ハーランドが来季で退任噂の指揮官に言及。自身の去就は極秘事項「本当に言えない」

ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが、母国の放送局『tv2』のインタビューに対応した。

現在23歳のハーランドは、昨季にドルトムントからマンチェスター・シティ加入以来、歴史的なペースでゴールを量産。2年目の今季は、公式戦52発を叩き込んだ1年目に比べて少し成績を落としたものの、それでも38ゴールを挙げ、プレミアリーグ4連覇に大きく貢献した。

栄華を極めるシティにおいて、絶対エースと共に不可欠な存在なのが、ジョゼップ・グアルディオラ監督だ。

稀代の名将は長期政権を築き、革新的なアプローチで新たなアイデアを示し続けている。ただ、契約期間は2025年6月までで、就任9年目となる来季で退任する可能性が浮上。去就が注目を集めるなか、ハーランドは次のように思いを明かした。

「もちろん、ずっと残ってくれるよう願っている。でもペップの時代以前も以後も、シティは最高の監督を擁するクラブだから、彼が去った日には、しっかりした監督がやってくると思うよ」

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新時代の怪物はまた、2027年6月に満了する自身の契約に言及。とはいえ、はっきりとした発言はせず、「イングランドでは、シティがあなたの契約延長を優先している話もあるが?」と振られても、こう答えるに留めた。

「素晴らしい2年間を過ごしたし、あと3年残っている。本当にそれしか言えないよ」

さらに「交渉は進んでいる?」という問いに対しても、「今言ったことが全てだ」と伝え、スペインやイタリアでのプレーを夢見ているかに関しても、何も語ろうとしなかった。

果たして、ハーランドは全盛期を丸ごとシティに捧げるのだろうか。監督人事が1つの鍵となるかもしれない。ペップの後任ともなれば、誰であろうとあまりに荷が重いが...。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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