先月末、広島県廿日市市の市街地で目撃されたクマについて、市は、山へ移動した可能性が高いとして、パトロールなどの対応を終了することを発表しました。
5月28日から29日にかけて広島県廿日市市ではクマの目撃情報が相次ぎましたが、30日以降、目撃情報がありませんでした。
市によりますと、目撃情報があった場所に近い佐方小学校の裏山を調査していましたが、クマを発見できませんでした。
5日には、市内を流れる川の上流部で新しい足跡が見つかったということです。
このため、市はクマは山側へ移動したとみて、7日に実施するパトロールをもって対応を終了することにしました。