宇都宮ブリッツェン運営会社 7月からオンラインレッスン サイクルスポーツ楽しむ機会に

 自転車ロードレースチームの宇都宮ブリッツェンを運営する「サイクルスポーツマネージメント」は7月から、小中学生を対象に室内で安全に受講できるロードバイクのオンラインレッスン「ウイニングロード」を開講する。

 同社によると、サイクルスポーツは公道で実施することが多いため、安全に楽しむためにはスキルと体力が必要な上に、機材となる自転車の知識も必要となる。一方、専門的なノウハウを持ち指導できる人が少ないため、学校の部活動では扱いづらく、興味を持っても始めることが難しい側面があるという。サイクルスポーツ体験の入り口にしてもらおうと、事業を企画した。

 レッスンは室内など安全な環境下でロードバイクを固定した状態で行う。受講者はローラ台などの機材で固定された自転車に乗り、インターネットに接続されたパソコンやスマートフォンなどを通じて講義を受ける。宇都宮ブリッツェンの監督やコーチがメニューの作成に携わり、現役選手がコーチとして直接指導する。

 レッスンは毎週火曜に行い、4カ月間で15レッスンを1クールとし、年間3クールを開催する予定。初回クールは7〜10月で、6月23日までホームページで申し込みを受け付けている。

 受講料は月8800円で、クール単位での申し込みとなる。レッスンを受けるにはロードバイクやローラー台など機材の準備が必要になる。

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