「自然に囲まれた環境がよくて雰囲気がとてもいい」台湾の高校生が古民家ゲストハウスに宿泊 古き良き日本を満喫【岡山・吉備中央町】

研修旅行で昨夜(5日)台湾の高校生が岡山県吉備中央町を訪れました。日本の古民家に宿泊。いったいどんな印象を持ったのでしょうか?

吉備中央町は、農家民宿で日本の生活や文化を体験してもらおうと、観光客を受け入れています。きのう(5日)吉備中央町を訪れたのは、台湾の松山高級工農職業學校の生徒10人で、うち男子生徒7人が町内の自然に囲まれた農家民宿にやって来ました。

宿泊するのは150年ほど前に建てられた古民家を改装したゲストハウスで、古き良き日本の雰囲気を感じながらくつろぎの時間を過ごします。

(小森のツキノシタTsuオーナー)
「ぼくらがやっていることで海外の方に感動してもらえる喜んでもらえるっていうのは、おもてなしの心だと思います。なので彼らが楽しくゆったり幸せな気持ちになって帰っていただけるようにしています」

夕食は、地元でとれた野菜など、さまざまな具材を使った巻きずしを自分たちで作ります。生徒たちは作り方を教わるなど、料理を通じた交流とともに日本の食文化にも触れました。自然豊かな異国の地での食事は格別だったようです。

(生徒)
「ゆったりと過ごせるしおいしいごはんも用意してもらえてとても楽しい」
「自然に囲まれた環境がよくて雰囲気がとてもいい」

食事後は、木々に囲まれたゲストハウスの庭で花火を楽しみ、日本の田舎暮らしを満喫しました。台湾で工業・農業を学ぶ生徒たちは、ほかにも水島工業高校の生徒と交流したり、メーカーでモノづくりの現場なども見学したということです。

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