大谷翔平、初回に幸運な安打もその後は3三振。ドジャースは11対7で乱打戦を制す

現地6月6日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は敵地パイレーツ戦に2番・DHでスタメン出場。6打数1安打も本塁打は出なかった。

前日は2023年ドラフト全体1位の怪物ルーキー、ポール・スキーンズに強烈な一発を浴びせた大谷。この日の第1打席もまずはライト前に良い当たりを飛ばす。一時は右翼手がダイレクトで捕ったかと思われたが、ここはビデオ判定の結果ワンバウンドでの捕球となり、まずは3試合連続安打を確定させる。この直後、ドジャースはフレディ・フリーマンの一発などで一気に4点を先制した。

初回が打者9人の猛攻だったため、2回には早くも大谷に第2打席が回ってくる。長打を警戒する相手先発ベイリー・ファルターは徹底して外角攻めで、ここは大谷が空振り三振に倒れた。 パイレーツが2回・3回と得点を重ね、4対4の同点で迎えた4回の第3打席。1死一、三塁と勝ち越しのチャンスだったものの、ここは大谷のボール球でも果敢に振っていくアプローチが裏目に。最後は外角に逃げるスライダーで空振り三振に倒れてしまった。

そして第4打席は5回、前の打者ムーキー・ベッツが3ランを叩き込んだ直後にやってきた。大谷はここでも果敢に初球攻撃したものの、ここは打球が上がらずセカンドゴロ。7回の第5打席もこの日3つ目の三振に倒れる。

6回目の打席が9回1死から回ってくると、大きな当たりをレフトポール際に飛ばしたものの、ファウル。その後はファーストゴロに倒れてしまった。

ゲームは両軍合わせて28安打5本塁打が乱れ飛ぶ乱打戦の末、ドジャースが11対7で押し切った。

構成●SLUGGER編集部

© 日本スポーツ企画出版社