広島 夏の風物詩 浴衣の着始めの祭り「とうかさん」 広島市職員も浴衣で勤務

広島に夏の訪れを告げる祭り「とうかさん」が7日から始まります。これに合わせ、広島市役所では職員が浴衣姿で仕事をしています。

広島市の経済観光局です。職員たちが見た目も涼しげな浴衣姿で机に向かっています。

この取り組みは浴衣の着始めの祭りともいわれる「とうかさん」に合わせて開催される「ゆかたできん祭(さい)」をPRするために20年前から行われています。

職員たちは色鮮やかな帯を結んだり、下駄を履いたりして、浴衣で仕事の気分を高めていました。

女性職員
「最初はそわそわしたが、夏を感じられる。1年に1回のことなので」

男性職員
「広島の夏の風物詩のイベントなので職場のみんなと参加したい」

とうかさんは、広島市中区の円隆寺を中心に7~9日の3日間開かれます。会場周辺は交通規制が敷かれることになっていて、警察は混雑防止のため来場者に公共交通機関の利用を呼びかけています。

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