500号大作「野火」など50点 明山應義さん油絵展 八戸市美で初開催

500号の大作「野火」と明山應義さん

 十和田市の画家明山應義(あけやまおうよし)さん(79)の油絵展が7日、八戸市美術館ギャラリー1、2で始まった。500号の大作「野火」など50点を展示し、これまでの画業を振り返ることができる内容となっている。9日まで。

 明山さんの個展は同美術館では初開催。野火は、シベリアで発生した山林火災に着想を得た大作だ。このほか、画壇でのデビュー作となった「仮眠シリーズ」やサハラ砂漠、シベリアの風景画、ライフワークという少年少女の人物画など、0~50号サイズから100号サイズを超えるまでの、さまざまな作品を展示・販売している。

 明山さんは「身を削るような思いで描いた大作をぜひ見てほしい」と話していた。

 入場無料。時間は午前10時~午後6時(最終日は同5時)。8日午後2時からは、館内のスタジオで明山さんによるアーティストトークが開かれる。【全文】

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