「おかえりトーマス!」 大井川鉄道に「きかんしゃトーマス号」が帰ってくる 6月8日から運行

大井川鉄道の期間限定の人気SL、「きかんしゃトーマス号」の運行が6月8日から始まるのを前に、静岡県島田市の新金谷駅で開会式が行われました。

音を立ててホームに入ってきたおなじみの姿。「きかんしゃトーマス号」は蒸気機関車を擬人化したイギリスの幼児向け人気アニメで、大井川鉄道ではSLを装飾して運行し、2024年で10年目となります。

式典では大井川鉄道の鈴木肇社長が「訪れた人に楽しい時間を過ごしてもらえるよう精一杯努めます」と挨拶しました。

地元島田市の染谷市長もお祝いに駆けつけました。

染谷絹代市長:
「お帰り!トーマス!と迎え入れて、この地域にトーマスが遊びに来てくれることを心から感謝申し上げたいと思います」

式典のあと、招待された地元の幼稚園児らが元気いっぱいにトーマス号に乗り込んでいきました。

園児:
Q今からトーマス出発する けどどうですか?

「うれしい!うれしい!」
「楽しみ!楽しみ!」

大井川鉄道広報担当 山本豊福さん:
「トーマスというと夏。大井川鉄道にも夏がやってきたと思いましたね」

大井川鉄道では2022年9月の台風15号の影響で、川根本町区間の運休が続いています。2024年は新金谷駅から2年ぶりに川根温泉付近の大井川に架かる橋を渡り、川根温泉笹間渡駅まで運行します。

トーマス号は6月8日から12月25日まで延べ105日間運行されます。

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