古江彩佳と西郷真央は首位に3打差 渋野日向子27位 畑岡奈紗は失格

古江彩佳は首位に3打差で最終日へ(撮影/村上航)

◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシック by Acer 2日目(8日)◇シービュー ベイコース(ニュージャージー州)◇6190yd(パー71)

2位から出たジェニー・シンが6バーディ、4ボギーの「69」で回り、強風の吹くフィールドで通算10アンダーの単独首位に浮上した。

ともに16位から出た古江彩佳と西郷真央が「68」でプレーし、通算7アンダーの7位に浮上。日本勢最上位で並び、古江は2022年「スコットランド女子オープン」以来の2勝目、西郷はルーキーイヤーでの初優勝へ3打差を追う。

古江は6バーディ、3ボギーでプレー。後半15番(パー3)からの上がり4ホールで3つのバーディを奪う内容について「イマイチだったスタートからすると、最後に上げていけたのはすごく良かった」と振り返る。最終日に向けては「後半でうまく伸ばせたら。あとは風をうまく読み、自分のゴルフにしっかり集中して、同じように変わらずやれたらと思います」とプランを掲げた。

10位スタートの渋野日向子は1イーグル1バーディ、2ボギーの「71」でプレーし、通算5アンダーの27位。後半12番ではピンまで約70ydの2打目を直接カップに沈め、今季初イーグルを奪った。

西村優菜は16位から「71」で回り、通算4アンダーの37位で決勝ラウンドに進んだ。

勝みなみは109位から「68」と伸ばしたが、カットラインに1打届かない通算2アンダー68位で3試合ぶりの予選通過はならず。前週のメジャー「全米女子オープン」を制した笹生優花は50位から「73」とスコアを落とし、吉田優利と同じ通算イーブンパー87位で予選落ちした。

4位で2日目を迎えていた畑岡奈紗は、前日の最終9番(パー5)でブッシュに入った3打目地点のボール捜索時間が規定の3分を超えていたことが発覚。本来なら紛失球の処置をするべきところを、発見されたボールでそのままプレーを続けたため、誤所からのプレーの違反(ゴルフ規則14.7b)により失格となった。

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン