「昔は怒られるからやらなかったけど...」男子バレー日本、試合前の“意外な準備運動”にネット騒然「時代変わったんだな」「バレーもボールは友達なんだよね」

6月8日、パリ五輪予選を兼ねた男子バレーボール・ネーションズリーグ(VNL)の1次ラウンドの最終戦が福岡で開催され、世界ランキング5位の日本は6戦全勝で同6位のスロベニアと対戦。セットカウント3-1(25-23、19-25、26-24、25-21)で勝利を収め、大会通算で6勝2敗とした。

そんな日本代表が試合前にみせた“ウォーミングアップ”に注目が集まっている。『買取大吉バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会』の公式X(旧ツイッター)は「あれ? 今日もサッカー日本代表がいる??」と綴り、試合前にアップする選手たちの様子を動画で公開した。

サッカーの練習でよくみられる“鳥かご”と呼ばれるトレーニングに似たもので、1~2人の選手を複数の選手が取り囲み、“鳥かご”の中の選手にボールを奪われないようにパスを回し、円の中の選手がカットしてボールを奪うトレーニングだ。

バレーボールの球をまるでサッカーボールのように足で扱い、華麗にパスを繋げていく光景に、会場だけでなく動画をチェックしたファンからも注目が集まっている。
男子バレー日本代表が試合前にみせた“意外な光景”にSNS上では「昔は怒られるからやらなかったけど...」「鳥かごしてるの笑える」「バレーできる人大体なんでもできるww」「サッカーやってた俺より上手いのなに」「素晴らしいボールさばき」「バレーもボールは友達なんだよね」などと、日本人ファンから数多くのコメントが寄せられた。

また中にはバレーボールを足で蹴る行為に「バレー部時代、足でボール蹴ったらコーチにビンタされました...」「ボールを足で蹴るなんて時代は変わりましたね」「蹴るのはタブーとされてた時代から変わって、馴染みやすいスポーツのイメージになってきたんだな」といった声も挙がり、さらに盛り上がりをみせていた。

なお、男子バレー日本代表は次戦、6月18日からフィリピン・マニラで開催される予選ラウンド第3週に挑む。今後の戦いにも注目していきたい。

構成●THE DIGEST編集部

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