「まだ立ち上がってもいないのに…」男子バレー日本・髙橋藍の“忍者レシーブ”に国内外から賛辞止まず「ハイキュー‼ みたい」「ブチ上がった」

パリ五輪予選を兼ねた男子バレーボール・ネーションズリーグ(VNL)の1次ラウンド・最終戦の福岡大会が6月8日に行なわれ、世界ランク5位の日本は6戦全勝の同6位のスロベニアと対戦した。

試合はセットカウント3-1(25-23、19-25、26-24、25-21)で日本が勝利を収め、大会通算で6勝2敗とし、6月18日からフィリピン・マニラで開催される予選ラウンド第3週にも期待が集まっている。

そんな日本の試合にスイスのバレーボール専門メディア『Volleyball World』が公式X(旧ツイッター)で「起きあがってラン! 起きて!」と興奮気味に記し、この日、髙橋がみせた圧巻のプレー動画を公開した。

髙橋は21-20の第3セットで、スロベニアの強烈なスパイクをレシーブする味方のカバーに入ると、態勢を崩し、後ろにコロンと尻もち。しかしその直後、髙橋の目の前にボールが飛んでいき、難しい態勢にもかかわらず立ち上がり、身を投げ出しながら、右手で返球してみせた。惜しくも相手にポイントを奪われてしまったが、会場は大歓声に包まれ、実況も「アンビリーバボー!」と叫び、驚きを示していた。
髙橋の“神プレー”にSNS上では「リアルハイキュー‼」「マンガかよ」「ブチ上がった」「何回みても良すぎる」「まだ立ち上がってもいないのによくレシーブ取れた」「スーパーレシーブすぎて大興奮」「学生時代リベロなだけあるよね」「忍者レシーブかっこよすぎて惚れそうになった」などと、日本人ファンから数多くのコメントが寄せられている。

日本の大人気アニメ「ハイキュー‼」の影響もあり、英語圏のみならず、アラビア語やハングル語など、様々な言語を母国語とするファンからも「この瞬間だけは叫び声を上げた」「ハイキュー‼ みたい」「ラン、あなたは本当に素晴らしい」「電車の中で史上最高のバレーボールの試合を観戦できるなんて信じられない! 実際に席に座ったまま気が狂いそうになった」といったコメントが寄せられるなど、空前の“男子バレーフィーバー”が世界各地で巻き起こっている。

構成●THE DIGEST編集部

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