海活プロジェクト 「ごみゼロ」願い清掃 平塚海岸で美化活動 平塚市

記念撮影する参加者ら

平塚海岸などの美化活動を行っている有志団体「海活性プロジェクト」が、6月1日に海岸清掃を実施した。

活動に協力する建設業の甲斐組(大島)の従業員をはじめ、同社が支援する東海大学ラグビー部の選手、平塚市ラグビースクールの生徒ら60人以上が参加。朝9時から2時間程度、たばこの吸い殻や空き缶、プラスチックごみなどを拾い集めたほか、同社が所有する重機を使って砂浜に漂着した流木や海藻などを回収した。

2018年に設立した同プロジェクトは、翌年から海岸清掃を継続している。この日は、相模湾沿岸の海岸線約150Kmを企業や団体が一斉に清掃するという、NPO法人海さくら主催のビーチクリーンイベント「海さくらゴミ拾い」に協力する形で実施した。

家族で参加した市ラグビースクール生の林恭一郎君(真土小3年)は、「ペットボトルやガラスが落ちていて危ないと思った。砂浜がきれいになると気持ちいい」と満足そうに話した。

同プロジェクトは、平塚市や大磯・二宮町の海を魅力的な場所にしようと、地元のプロサーファーや有志らが立ち上げた。これまでに地域貢献活動としてサーフィン体験会なども行ってきたという。

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