野良猫保護ハウスで火災、40匹死ぬ

新界元朗の八郷にある野良猫保護ハウスで6月10日、火災が発生し、猫40匹が焼け死ぬという悲しい事件があった。香港メディアによると、同日朝11時ごろ、金水南路のトタン屋根小屋から出火しているとの通報があり、消防が駆け付けた。ケガ人は出なかったものの、鎮火後にたくさんの猫の死骸が発見され、当局が動物愛護協会に調査を依頼した。警察の話では、火災現場は野良猫が保護されていた場所だという。初期捜査では、電器の短絡(ショート)が出火原因とみられている。香港では近年、野良猫や野良犬の保護活動への取り組みが増えている一方でペットや動物の虐待事件も発生しており社会問題として注視されているが、今回の火災には今のところ事件性はないようだ。

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