![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1172977335563944331/origin_1.jpg)
[ベルリン 10日 ロイター] - ショルツ独首相は10日、ドイツで9日投開票された欧州連合(EU)欧州議会選の結果について、連立政権にとって不利だったとした上で、極右政党の躍進は懸念すべきで、常態化させてはならないと述べた。
ドイツの欧州議会選で、ショルツ首相率いる社会民主党(SPD)のほか「緑の党」などの連立与党が大敗した一方、右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が躍進した。
ショルツ氏は記者会見で 極右政党の躍進に「慣れることは決してできない」とし、「再び押し戻すことが常に課題になる」と述べた。
開票結果によると、得票率はキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が30%。次いでAfDが15.9%。ショルツ氏のSPDは13.9%、緑の党は11.9%、自由民主党(FDP)は5.2%だった。