「Pixel Watch 3」予想画像が登場。ベゼルは薄く、本体は厚くなる可能性

Image:91mobiles/@OnLeaks

Googleの次期スマートウォッチ「Pixel Watch 3」は例年通りであれば、2024年後半にリリースされる可能性が高い。すでにディスプレイやバッテリー、サイズに関する噂も届けられていたなか、著名リーカーの情報に基づく予想CG画像が登場した。

インドメディア91Mobilesは、数々の実績あるリーカー@OnLeaks(Steve Hemmerstoffer氏)と協力して「5Kレンダリング画像」と360度回転する動画を公開した。こうした予想CG画像はGoogle公式のマーケティング画像ではなく、一般的にはサードパーティのアクセサリー企業が独自に入手した情報を元に作成している。

一見すれば、Pixel Watch 3のデザインは先代のPixel Watch 2とほぼ同じに見える。同じバンドコネクター、丸みを帯びたディスプレイ、デジタルクラウン(竜頭)やボタン、スピーカーとマイクの配置にも変化は見られない。だが、ディスプレイ周りや全体のサイズには、若干の調整が加えられているようだ。

まず寸法は40.79×40.73×14mmとのこと。Pixel Watch 2の41×41×12.3mmに対して面積が小さくなりつつ、かなり厚みが増している。幅と高さともに4分の1mmほど小さいが、ディスプレイは同じ1.2インチとされているため、ベゼルが薄くなっていると思われる。

Image:91mobiles/@OnLeaks

なぜ、先代の厚さ12.3mmから14mmに、13%も増しているのかは不明だ。91mobilesはバッテリー容量が304mAhから307mAに少し大きくなるためと推測しているが(韓国の規制認証サイト等で確認済み)、それにしては分厚すぎる。新たな健康関連センサーを背面に追加するのかもしれない。

Image:91mobiles/@OnLeaks

Pixel Watchシリーズはディスプレイの見やすさは好評ながら、ベゼルの太さが批判を集めていた。今回のCG画像では、上記の数値以上にベゼルが薄くなっているような印象を受ける。

今回のリーク情報は、現行の41mmモデルの後継機のようだ。米9to5Googleは独自の情報源を元に、Pixel Watch 3では45mmの大型モデルも登場するとも報告していた

ほか、Wear OS 4搭載のOne Plus Watch2にも採用された、「大幅に拡張された」ハイブリッド・インターフェースにより省電力が改善され、バッテリー持続時間が延びる可能性もある。

Android向けスマートウォッチとしては、サムスンがOne UI 6 Watch(Wear OS 5ベース)向けAI機能につき、自社製Galaxyスマートフォン以外でも使える可能性を示唆していた。今後は「Pixel Watch対Pixel Watch」という構図となるのかもしれない。

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