人が扮したロボットの操作を通してプログラミングに必要な考え方を学ぶ 小学校でロボット教室

人が扮したロボットの操作を通して、プログラミングに必要な考え方を学ぼうという出前授業が11日、盛岡市の小学校で行われました。その名も「動け!せんせいロボット」。盛岡市の羽場小学校で5年生の児童23人が参加して行われた出前授業は、文部科学省の学習指導要領にも記載されているプログラミングに必要な考え方=論理的思考を育もうと電子部品などを製造する岩手村田製作所が企画したものです。その名も「動け!せんせいロボット」。授業で先生を務める岩手村田製作所のスタッフがロボットに扮していて、児童がタブレット端末を使ってロボット役の端末に指令を送ることで、障害物を避けさせたり物を運ばせたりします。

プログラミングには、失敗を繰り返しながら最適な答えを導くトライアンドエラーが求められます。児童たちは授業を通じてこの考え方を体感していました。授業を通じて子どもたちにプログラミングやものづくりに興味を持ってもらうことは、人材を確保したい企業にとっても大きなメリットがあります。11日の授業では、スタッフが複雑なプログラムを組んだロボットのデモンストレーションも行われ、児童たちがプログラミングの魅力を肌で感じていました。

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