自宅で旅気分 松江の老舗喫茶店のモンブランがロッテのふんわりプチケーキに

大手菓子メーカー・ロッテの新作商品のモチーフに、島根県松江市の喫茶店のケーキが選ばれ、11日から全国発売が始まりました。

なぜ松江の店が選ばれたのか、そして、いったいどんな商品なのか?新発売のお菓子の魅力に迫ります。

松江市にある珈琲館湖北店。
40年以上続く老舗の喫茶店で宍道湖を一望できるロケーションから、連日多くの
お客さんで賑わっています。

そんな人気店の一番のおすすめの商品がこちら…!

清水栞太 記者
「濃厚な栗の甘みが口いっぱいに広がります。鼻に栗の香りが抜けていく感じがして凄くおいしいです。」

栗本来の美味しさが楽しめるモンブランです。

店でも1、2を争う人気メニューなんですが、じつはこのモンブランあるものに生まれ変わりました。

珈琲館 小島房則 代表取締役
「こちらがロッテさんとコラボさせていただいた商品になります」

11日から全国で発売が始まったロッテの「ふんわりプチケーキ」。
そのモチーフに珈琲館のモンブランが選ばれたのです

珈琲館 小島房則 代表取締役
「美味しいです。モンブランの香りもそうなんですけどカスタードの香りも強く出していただいた。できるだけ近づくような形で努力していただいた」

しかし、いったいなぜ大手菓子メーカーが松江の店をモチーフに選んだのでしょうか?

珈琲館 小島房則 代表取締役
「ロッテさんとことりっぷさんがコラボして出されているんですけど、もともとことりっぷさんの担当者が弊社のこちら方に来ていただいたことがあって水辺の見える喫茶店ということで気に入っていただいてそれでロッテの担当の方に紹介していただいた形です」

そう、この商品、人気旅行ガイドブック「ことりっぷ」とのコラボ企画。
今回は松江だけでなく、東京と札幌もそれぞれ同様のコンセプトの商品が登場しました。

自宅で手軽に旅気分を楽しんでもらえたら…。そんな思いから始まった企画で、
これまでにも色んな地域の店の味を商品化してきたんだそうです。

一躍全国デビューとなった松江の人気店の味。
皆さんも一度味わってみてはいかがでしょうか?

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