歯と口の健康週間(6月4日〜10日)にあわせて6月6日、中区役所で「オーラルフレイルと口腔ケアについて」の講演会が開かれ、43人が参加した。
中区歯科医師会の蕭敬意会長が講師を務め、口腔機能を健康に保つことが高齢者の生活の質を高め、フレイル(虚弱)予防につながると説明。「65歳以上の高齢者の約8割に口腔乾燥がある」と話し、参加者全員で飴を使った口腔内の乾燥チェックなども行った。
蕭会長は、虫歯と歯周病の予防が重要だと話し「早期発見・治療のため、定期的にかかりつけ歯科医で歯のクリーニングを行い、虫歯や歯周病の原因であるバイオフィルムを取り除いて欲しい」と呼びかけた。