口腔ケアでフレイル予防 中区講演会に43人が参加 横浜市中区・横浜市西区・横浜市南区

講演を行う䔥会長=写真右

歯と口の健康週間(6月4日〜10日)にあわせて6月6日、中区役所で「オーラルフレイルと口腔ケアについて」の講演会が開かれ、43人が参加した。

中区歯科医師会の蕭敬意会長が講師を務め、口腔機能を健康に保つことが高齢者の生活の質を高め、フレイル(虚弱)予防につながると説明。「65歳以上の高齢者の約8割に口腔乾燥がある」と話し、参加者全員で飴を使った口腔内の乾燥チェックなども行った。

蕭会長は、虫歯と歯周病の予防が重要だと話し「早期発見・治療のため、定期的にかかりつけ歯科医で歯のクリーニングを行い、虫歯や歯周病の原因であるバイオフィルムを取り除いて欲しい」と呼びかけた。

講演後には希望者に口腔内の唾液や細菌を調べる検査も行われた

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