第１セット、得点が決まり喜び合う荒木彩花（中央）ら日本の選手たち（撮影・中村太一）
◆バレーボール ネーションズリーグ女子福岡大会 日本3―0韓国（12日、北九州市西日本総合展示場）
1次リーグ最終週として行われ、6大会連続の五輪切符を狙う日本が韓国に3―0（25―16、25―16、25―23）としてストレート勝ちを収めた。
エースの古賀紗理那（NEC）＝熊本県大津町出身＝が攻守で奮闘したほか、石川真佑（ノバラ）も要所で効果的な得点を挙げるなどチーム最多16点をマークした。石川は「たくさんの方が応援して下さっている中でプレーができてうれしい。みなさんの前で五輪切符をつかめるよう頑張る」と笑顔を見せた。
日本はこれで通算7勝2敗とし、パリ五輪への出場権獲得に大きく前進した。5枠が残されているパリ五輪バレーボール女子の出場権は今回の福岡大会が終了した17日付の世界ランキングで決まる。今後は13日にカナダ、15日にセルビア、16日に米国と顔を合わせる。
ネーションズリーグの1次リーグは16チームが参加。各12試合を戦い、決勝大会には開催国のタイを含む8チームが進む。
