バレー女子日本代表、次は五輪枠争うカナダ 過去36勝2敗も真鍋監督「間違いなく今一番勢いがある」【バレーボール女子ネーションズリーグ】

韓国にストレート勝ちし、喜び合う古賀紗理那(中央)ら日本の選手たち(撮影・中村太一)

◆バレーボール ネーションズリーグ女子福岡大会 日本3―0韓国(12日、北九州市西日本総合展示場)

1次リーグ最終週として行われ、6大会連続の五輪切符を狙う日本が韓国に3―0(25―16、25―16、25―23)のストレートでの快勝を収めた。石川真佑(ノバラ)がチーム最多の16得点を挙げて勝利に貢献し日本は7勝2敗となった。

13日は1996年のアトランタ五輪以来となる出場権を争うカナダと直接対決に挑む。真鍋政義監督は「カナダは間違いなく今一番勢いがある。高さもパワーも。明日は非常に厳しい試合になると思っています」と警戒心を示した。

過去の戦績は36勝2敗と圧倒しているが、昨年のネーションズリーグで全体5位の231得点をマークしたグレイらが中心となって繰り出す強打は脅威だ。ここまでドミニカ共和国には3―0のストレート勝ちを収め、中国には3―1で勝ちきった。

5枠が残されているパリ五輪女子の出場権は今回の福岡大会が終了した17日付の世界ランキングで決まる。今後は13日にカナダ、15日にセルビア、16日に米国と顔を合わせる。

◆ネーションズリーグ女子日本の戦績&日程
月・日 スコア 対戦相手
▼トルコ
5・16 3〇2 トルコ
16 3〇0 ブルガリア
17 3〇0 ドイツ
19 0●3 ポーランド
▼中国
28 2●3 ブラジル
30 3〇0 フランス
31 3〇1 中国
6・1 3〇1 ドミニカ共和国
▼福岡
12 3〇0 韓国
13 ? カナダ
15 ? セルビア
16 ? 米国
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