JR山陰線 走行中の列車が、線路内で人をはねる 意識不明の重体 運転士が非常ブレーキを使用するも及ばず接触

12日午後8時20分頃、鳥取県米子市内で、列車と人が接触する事故が発生しました。この事故の影響で、午後9時現在、JR山陰線の伯耆大山駅~米子駅間で運転を見合わせています。

消防などによりますと、12日午後8時20分頃、米子市内のJR山陰線の線路内で、鳥取方面に向かっていた列車と人が接触する事故がありました。

現場は、伯耆大山駅から東山公園駅の間で、大山道路踏切から200メートルほど米子方面に向かった線路内だということです。

列車と接触した男性は20代~30代とみられ、意識不明の重体で、米子市内の病院に救急搬送されました。

JRによりますと、列車の運転士が人を認め非常ブレーキを使用しましたが及ばず、男性と接触したということです。

列車の乗客と乗務員にけがはありませんでした。

午後8時20分頃、山陰本線の伯耆大山駅~東山公園駅間で列車が人と接触したため、伯耆大山駅~米子駅間の運転を見合わせています。

運転再開は午後9時50分の見込みだということです。

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