「日本で感じたことを作品に」広島滞在のアーティストが手がけるアニメーションの上映会 ひろしま国際平和文化祭に向け

「ひろしま国際平和文化祭」に向けて、広島に滞在するアニメーション作家が手がけた作品が12日、上映されました。

広島市の上映会に訪れたのは、アニメーション作家のブリット・ラースさん、ダニエル・ウェセイクさん、ムン・スジンさんです。

広島県内の学生が上映会の司会や運営をサポートしました。

ブリット・ラースさん(ベルギーから)
「(広島は)コントラストが豊かで、とても落ち着いた雰囲気」

3人は、8月の「ひろしま国際平和文化祭」に向け、広島に滞在しながら制作活動をしています。上映会では、3人が過去に手がけた作品が披露されました。

このあと、参加者に向け、完成までに長ければ数年かけたことや、日常の生活からアイデアを発見した経緯などを話しました。

ダニエル・ウェセイクさん(オランダから)
「広島や日本は(アニメなどの)キャラクターがたくさんいる。創作へのひらめきになれば」

ムン・スジンさん(韓国から)
「慣れ親しんだ韓国だけでなく、日本で感じたことを作品に入れたい」

3人は、今後、イラストの描き方などのワークショップに参加する予定です。

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