工芸品や日用品など全国の職人が手がけた商品を展示販売する企画展が岡山市北区の百貨店で始まりました。磨き上げられた職人の技が光ります。
岡山高島屋で始まった「日本の職人技くらべ」では代々受け継がれる伝統の技から、現代の生活に合わせ生み出された技まで全国の職人の手仕事を間近で見ることがきます。
今回、初出店となる北海道の織物店です。染物など60年以上にわたり携わってきた寺岡さんの手が生み出す刺し糸やストールなどを買い求めたいと、県の内外から客が集まっていました。
(広島から)
「刺し子をやっていて、この店の糸をすごく気に入っていて、色落ちも全然しないし、色のグラデーションがすごくきれいで、どんな色になるんだろうと思いながら刺すとすごく楽しいので」
(染織アトリエKazu 寺岡和子さん)
「心を手の中にくっつけて作業していく。それが手づくりだと思います。とってもそれが楽しいです」
約700種類の商品が並ぶ「日本の職人技くらべ」展は、岡山高島屋で6月19日まで開かれています。