「どんな相手にも勝てる」現役最後の大会に臨むクロース、母国開催のEUROに強い決意「優勝が不可能なら戻ってこなかった」

ドイツ代表MFトニ・クロースが、EURO2024に向けて意気込みを語っている。

ドイツで開催されるEURO2024が現地時間6月14日、ついに幕を開ける。開幕戦ではホスト国のドイツとスコットランドが相まみえる。

今年3月にドイツ代表に復帰したものの、5月に今シーズン限りでの現役引退を電撃発表したクロースにとっては、母国で開催されるこのビッグトーナメントが現役最後の大会となる。

現地メディア『Bavarian Football Works』によると、そんな34歳は、以下のように強い想いを口にした。

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「もちろん、ハングリー精神はある。ここに戻ってくるという決断と結びついているよ。僕はこの大会で優勝したい。それが不可能だと思ったら、戻ってくる決断はしなかっただろう。チームにどれほどの可能性があるかはわかっている。どんな相手にも勝てるだろう」

また、スコットランド戦に向けては次のように気を引き締めた。

「開幕戦をポジティブな結果を得ることはとても重要だ。スコットランドは対戦相手として非常に厄介なチームだ。だから我々は十分に警戒している。非常に難しい試合になるだろう」

ドイツ対スコットランドは日本時間で15日の4時にキックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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