加計学園と和気町が協定 和気町の温泉施設で「理大うなぎ」の料理も 観光振興や産業振興でも知恵を出し合う【岡山】

害獣対策などに共同で取り組んできた加計学園と和気町が町の発展に向けていっそう協力を進めようと連携協定を結びました。

岡山理科大学で行われた調印式には加計学園の加計役理事長と和気町の太田啓補町長が出席しました。和気町は、これまで、岡山理科大学などが開発した音で野生動物の侵入を防ぐ害獣対策のための装置を設置し実証実験を進めてきました。

協定では協力分野を広げ観光振興や産業振興などで知恵を出しあい住みやすい町づくりを目指します。

(学校法人加計学園 加計役理事長)
「課題のソリューションの一助になるだとか、あとは人づくり町づくりそういったところで協力できれば一番嬉しいかなと思っています」

(和気町 太田啓補町長)
「理系大学ということが一つのポイントです。技術力を和気町で活用させていただきたい」

7月には、和気町の温泉施設で、理大の好適環境水で養殖した「理大うなぎ」の料理が提供される予定で、今後、地元住民や学生などとの交流も進めたい考えです。

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