バレエ観劇、表現力に感激 鹿沼・西中でプロダンサー巡回公演 生徒も出演

生徒も出演した「コートダンス パレード」の一場面(西中提供)

 【鹿沼】学校巡回公演「小林紀子(こばやしのりこ)バレエ・シアター公演」が11日、西中で行われ、生徒たちはバレエを鑑賞し、プロのダンサーとの“競演”も体験した。

 全国の小中学校をトップレベルの文化芸術団体が巡回公演する、文化庁の舞台芸術等総合支援事業の一環。同バレエ団は東京・目白に拠点を置き、日本を代表するプリマ・バレリーナの小林さんが芸術監督を務めている。この日は小林さんの解説で「ソリテイル」など四つの演目を上演した。

 演目の一つ「アタック トゥ バレエ」では、公演に先立ち5月に実施したワークショップでターンやステップなどに挑戦した3年生の代表らが成果を披露。貴族の衣装を身に着けたダンサーがパレードする「コートダンス パレード」にも生徒が出演し、会場を盛り上げた。

 「アタック トゥ バレエ」に出演した3年島野海(しまのかい)さんは「体験したことでバレエダンサーの表現力がいかに素晴らしいかを知ることができた」と感激していた。

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