筑波大戦で4人負傷。「我々にメッセージをくれた」と受け止める町田の黒田監督が横浜戦に意気込み「彼らの無念な気持ちを選手たちが心に秘めて戦わなければならない」

PK戦負けを喫した筑波大戦(天皇杯2回戦)から中2日、FC町田ゼルビアは6月15日、J1第18節で横浜F・マリノスと敵地で対戦する。

激闘となった筑波大戦で、4選手が負傷した。試合前のインタビューで、黒田剛監督は「4人の長期離脱もありましたけど、やっぱりこれは何か、我々にメッセージをくれたというふうに思いたい」と語り、こう続ける。

「彼らの無念な気持ちを選手たちが心に秘めて、彼らの負傷を無駄にしないように、戦わなければならない一戦だと感じています」

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アタッキングフットボールを標榜する横浜と、堅守速攻に強みがある町田。スタイルの異なるチーム同士の対戦に、指揮官は「最終的には決定力の差が、この試合を左右すると思います。本当に、1本のシュートだとか、ラストパスひとつの最後のメッセージ性がすごく重要になる。そこにしっかりと集中し、そしてフィニッシュから逆算した、良い形でそこまでもっていけるように」と展望した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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