中学生が地元特産のナシ「摘果」作業を体験 10月に収穫も 広島・三次市

広島県三次市の中学生が13日、地元特産の「ナシづくり」を体験しました。

三次市作木町にある「高丸農園」を訪れたのは、地元の作木中学校の1年生8人です。地域の特産品を知り郷土愛を育もうと、生徒たちは総合的な学習の一環として1年かけてナシづくりを学んでいます。

摘果作業を指導
「えっとね、ここぐらい、根元ぐらい」

生徒たちが体験したのは、たくさん実ったナシからいいものだけを選んで数を調整する摘果の作業です。

農園の職員などからアドバイスを受けながら、傷がなく、形のいい実だけを残すように切り取っていきます。

女子生徒
「たくさん果実があるから、どれを切っていいか難しい」

男子生徒
「大変だと思ったし、こういう暑い日に毎年やっているので、すごいと思いました」

生徒たちは10月にナシの収穫作業も体験するということです。

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