「町田はまだまだ止まらない」今季初の逆転勝ちで決勝弾の藤尾翔太、代表帰りでも躍動!「出る以上、結果を残したかった」

FC町田ゼルビアは6月15日、J1第18節で横浜F・マリノスと敵地で対戦し、3-1で勝利した。

開始14分に先手を取られるも、43分に自慢のセットプレーから昌子源が同点ゴールを挙げる。57分には右サイドから崩して藤尾翔太が逆転弾を奪取すれば、61分に下田北斗が直接FKをねじ込んだ。

試合後のフラッシュインタビューで、試合をひっくり返すゴールを決めた藤尾は「今日もサポーターのみなさんが3000人ほど来ていただいて、過去最多で、すごい雰囲気も良かった」と振り返る。

自身のゴールもサポーターの声援のおかげで生まれたと感謝する23歳FWは、U-23代表の活動から戻ってきたばかりで先発し、目に見える結果を残した。

【動画】得意の速攻から決めきる! 藤尾翔太の逆転弾!
「疲労はあったかもしれないですけど、2連敗できない状態だったので、絶対に勝ちたいって気持ちで臨みましたし、出る以上、結果を残したかった」

3日前の筑波大戦(天皇杯2回戦)で4選手が負傷。戦力的に厳しいなかでの試合となったが、強い気持ちでピッチに立った。

「ミーティングでも、監督のほうから怪我した4人の分も背負って戦うという話があった。勝利を届けられて良かったです」

チームは今季初の逆転勝ち。今後に向けて藤尾は「町田はまだまだ止まらないので、優勝に向けて、一個ずつ勝ちを積み重ねていきたい」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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