現地時間６月15日に開催されたEURO2024のグループステージ第１節（B組）で、スペインとクロアチアがベルリンで激突した。
イタリア、アルバニアも同居した“死の組”の強豪同士の対戦は、拮抗した展開となる。序盤の15分間はスペインが押し込んだものの、それ以降はクロアチアにペースを握られる。
それでも29分、MFファビアン・ルイスが圧巻のスルーパスを供給。これを受けた主砲のモラタが、GKリバコビッチとの１対１を制して左足で先制点を奪った。
さらに32分、切り返しでマーカーをかわしてボックス内に侵入したファビアンが左足を一閃。鋭いシュートを突き刺し、追加点を挙げる。
その直後のブロゾビッチのシュートはGKウナイ・シモンが好セーブで防いだ。
41分のピンチも凌いだスペインは前半アディショナルタイム２分、ショートコーナーの流れから16歳ヤマルのピンポイントクロスを右SBカルバハルがワンタッチで押し込み、なんと前半で３点をリードする。
【動画】16歳ヤマルの圧巻アシスト→カルバハルが３点目
52分にはカウンターから、ペドリが絶好のお膳立て。ヤマルがビッグチャンスを迎えるもGKに阻まれる。
78分、ロドリがボックス内でペトコビッチを倒してPKを献上。しかし、ペトコビッチのキックをU・シモンがセーブ、こぼれ球をペリシッチに拾われ、ペトコビッチに流し込まれるも、キックの前にペリシッチのペナルティエリア内へ入っていたため、クロアチアのゴールは認められない。
このまま３－０でスペインが快勝。好スタートを切った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
