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<マイヤーLPGAクラシック 3日目◇15日◇ブライズフィールドCC(米ミシガン州)◇6556ヤード・パー72 >
トータル7アンダー・10位タイで迎えた第3ラウンドで、渋野日向子は1イーグル・2バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの「73」に終わった。大会を中継するWOWOWのインタビューでは「悔しかったんですけど、こういう日もあると思いながら最終ホールを迎えていました」と振り返る。最終18番はバーディフィニッシュとし、トータル6アンダー・33位タイで最終日へ進む。
予選ラウンド2日間ともアンダーパーで回り好位置をキープしたかったからこそ悔しいラウンドとはなったが、好ブレ―も見せた。この日のドライビングディスタンスは275ヤード。前日の266ヤードからさらに数字を上げた。「自分が思っているよりも飛んでいるので、ちょっとびっくり」と自身でも驚くほど飛距離が伸びている。その飛距離を生かして、前半の4番パー5(541ヤード)では2オンに成功し、1パットで沈めてイーグルを奪取。「そこは完璧なホールだった」と出だしのボギーを獲り返した。
その後も8番でバーディを奪い、2アンダーで後半へ向かったが「あの流れで行ってほしかったな」とバックナインでは「もったいない」ダブルボギーなどを喫し「悔しかった」一日となったが、表情はそこまで暗くない。
「きょうはもったいない1オーバーなので、しっかり明日は巻き返せるように上を目指して、行けるところまで行きたいと思います」。調子が悪いわけではないからこそ、気持ちは前向き。最後はカメラに笑顔を向けて意気込んだ。